少女とおっさん

 今日の夢は ゾンビ的なやつに襲われるので おっちゃん二人と少女ニ人とが銃を乱射したりして頑張る話でした 主人公的な少女一人がショットガンを持っていて主人公的でない少女はギャンギャン喚いていて、おっちゃん二人はそれぞれ拳銃でゾンビを倒していました
 主人公的な少女は死ぬたびにループをしていて、ゾンビを計画的に倒したり死んだりしていました おっちゃんAの外見は細身、無精髭、長身、西洋人的、おっちゃんBの外見は太め、明らかに雰囲気がヤクザ、無精髭、低身長、アジア人的 主人公的な少女の外見は黒髪以外はわからず、別の少女は金髪碧眼
 2度目のループを迎えて、少女がショットガンの弾全てを撃ち尽くしてしまった時、少女が賭けに出てゾンビの群れの上を跳んで行こうとゾンビの頭目掛けて飛び上がったら場面が変わり、板張りのホールのようなところへ着きました
 そこでは学校のテストをしているようで、少女は手にショットガンではなく帽子と教科書を持っていました 少女の周りには少女と同年代の少年少女が居て、少女の友達らしき人物が「今日はテストだよ。10の16ページ」と教えてくれました 少女は勉強をしてないからと急いで広げました
 10とは全体の大項目、大項目ごとにページ数が設定されており、次の大項目へ行くとページは1から始まるようでした 10の16ページには楽譜と歌詞が書いてありました どうやらこれを歌うようです 最初が ファ ミ レ に値する音階で な の と と歌詞が当てられていたことは覚えています
 少女はテストしている人物に近づいてなんとか正しい音階を聞こうとしましたが聞こえず、断念して元の場所に戻りました するとさっきまで居た少年少女の3分の1ほどがいなくなっており、また、青の帽子をかぶった少年少女が黒の帽子をかぶった少年少女を完全に持ち上げる形で運んでいくところでした
 少女が今一度手の中の帽子を見ると、それは小学校の赤白帽のように青と黒のどちらもかぶれるようにしてありました 少女は胴上げのようにされるのが嫌だと青色の帽子をかぶりました 参加しようとしましたがテストが終わっていないし、何人か青黒帽の少年少女が残っているので自分も残ることにしました
 そうしていると少女は呼ばれた気がしたので教師のところへ向かいました 教師らしき人物は二人居ました 一人は男、中年、細身、黒髪、眼鏡で目が見えない、適当なシャツやズボン、だらだらと椅子に座っていました もう一人も男、壮年、白髪、無精髭、黒い目、姿勢正しく椅子に座っていました
 少女は教科書を開きました すると場面が飛んで、テストシーンがカット、テスト終了後になりました 眼鏡の教師が「お前、○○(忘れました)を無くしたのか。ただでさえ金が無いってのに、予備なんてなあ」壮年の教師が「金は無いな」中年の教師「今日の飯は抜きだ」壮年「お前はいつもそれだ」
 中年「どうしようもないだろうがよ、生活費削ってんだから」そう言ってから中年の教師は白い紙切れを少女に渡しました それは名刺でした 岡本太郎 などと書かれており、目を上げると場面が変わって古本屋街、日本家屋、ガラス張り、屋外のようにも室内のようにも感じられる場所に居ました
 全体が鳥の視点で表示された時、私の夢には珍しく明るい景色でした 帽子や教科書は消え去って少女は名刺だけを持っています ふと目の前に男がいました 顔は見えませんがおっさんBです 「またいつか連絡をくれるか」 少女は「連絡? なら、情報を交換しよう」と言って携帯電話を取り出しました
 それが携帯電話だったのかは定かではありません 携帯電話型の別物だった可能性の方が高いでしょう 少女は初めに濃い茶色の線が入ったクリーム色の携帯電話を取り出しましたがそれは3つのパーツに分解されていて、使い物にならず、2つ目の携帯電話を取り出しました 少女とおっさんは笑っていました
 少女は黒くて角ばった携帯電話を取り出し、おっさんに示します 「ほら、ここに当てると情報が交換できるから」と言って携帯電話の背面を指さしました おっさんは「……いや、それは」と言って少女から携帯電話を受け取り、直接入力を始めました 「メールだけ登録したら後はメールで送ってくれても」
 少女がそう言いながら携帯電話の画面を見るとおっさんは電話番号、メールアドレスを既に打ち込み終わって、住所を打ち込んでいるところでした 「また来てくれ、いつでもいいから、いつか」とおっさんが言い、少女はそれに対して「わかった、行くよ」と言いました おっさんは携帯電話を返しました
 住所の欄はカタカナで埋められていて、 ナカ ニシ 2ー6 というのが含まれていたことは覚えています 画面は黒背景に白の文字でした 少女はそれを見て、集合住宅に住んでいると判断したようです
 ふと少女はおっさんの名前がわからなくなりました 岡本太郎という名前は覚えていましたが、岡本太郎という名前が携帯電話に記録されていないのです
 少女は名前を改めて聞くでもなく、不思議そうにおっさんと携帯電話を交互に見て、少女が3度顔を向けた時、おっさんの顔は相変わらず見えませんでしたが、どうやら微笑んでいるようだと少女は感じました
 そこで全体を見渡すように視点が移動しました 少女とおっさんのいる場所はやはり日本家屋をそれなりに発展させたようなところでしたが先ほどよりも植物が生い茂っていましたし、なにやら光が差し込んでいて全体が明るかったです 家屋の外は薄暗かったですが そんな感じの夢を見ました