逃げるスパイの話

今日の夢は 世界外観は現代日本でところどころ近世ヨーロッパ 主人公が被差別種族 主人公はスパイ的なやつ? 幼そうな見た目と高い能力を持つ 孤児院で暮らしていたが最近追い出された設定で屋敷に潜り込む 屋敷には人の良さそうな太ったメイド長と貧乏くじを引く痩せぎすの使用人がいた


屋敷の主人はまだ顔が見えない 主人公の使命は屋敷の情報を持ち帰ることだが本当はこんなスパイなんて命がけの仕事は辞めてどこか人目のつかないところに落ち着きたいと思っている 主人公はメイド長の前で行き倒れることで屋敷に潜り込む めきめきとメイド能力を身に着ける(元から持っていた)

で 主人公は屋敷には毎日たくさんの人がやってきて講演が開かれていることを知る 屋敷の主人はまだ見たことはないが被差別種族を何度も見かけた 事前調査の通り規則に逆らって被差別種族をかばう発言も多々見られる(主人公は見た目から被差別種族とわかりづらいがメイド長はどうやら気付いている)

キッチンの床に隠し扉を見つける 使用人が下りていくのを見かけた メイド長も利用しているらしい 中はシャッター商店街のような大きな地下道につながっている 地下道は分かれ道も多く遠くまでつながっていて行き先もわからないほど ここから逃げられるのではないか? と主人公は思う

主人公は使命を半ば放棄して逃げる方向にシフトする 屋敷の情報を手に入れるために手段を選ばなくなる 屋敷には巨額な資産があることはわかっている 機関は摘発の他にもこれを目的にしているのだろう 機関が踏み越める条件を整えて警察的な組織に通報してバッティングさせようと主人公は考える

混乱に乗じて逃げればいい 機関と警察の争いで多数の死傷者が出る 痩せぎすの使用人は背格好が主人公に似ている 主人公に憧れてもいるようだ 服を着せて顔を潰せば死を偽装できるのではないかと主人公は考える 屋敷の主人はまだ顔が見えない さっさと情報を揃えなければ警察だけが先に踏み込む

警察だけでは騒動として足りないし被差別種族の自分まで捕まるかもしれないと考えた主人公は情報集めと機関が踏み込む条件のために手段を選ばなくなる が主人も隠し資産の正確な在り処も見つからない 主人公は機関に嘘の情報を伝える 屋敷の主人がメイド長で資産の在り処はこいつが知っている

機関が踏み込む日は決まった 警察も明日には強制捜査に来るだろう 気もそぞろで講演中に誤って音を立ててしまう 受講者に睨まれそそくさと部屋を出て台所に向かう メイド長に声をかけられる 「あなた最近様子が変よ。人が変わったみたい」 さっさと使用人を殺さなければと主人公は思う

使用人は台所に呼んでおいた すでに主人公の服を着ているはず あとは来るのを待って殺すだけだったがメイド長が邪魔だと主人公は思う メイド長が警戒をこちらに向けている 屋敷の門の方から派手な炸裂音がした キッチンに向かって走ると使用人がいた メイド長に見つかると死の偽装が無駄になる

使用人に自分の装備を少しだけ持たせる ちょっとした殺傷力のある武器 機関や警察に使えば逆に標的にされるだろう程度のもの 使用人にはこれでメイド長や屋敷のみんなを守るようにと伝える 使用人は混乱していたが主人公の発言を聞いてうなずいた メイド長が追いついてくる 騒動も近くまで来た

メイド長は度重なる爆発音や銃声に怯えて主人公を詰問しようとするが主人公はその前に隠し扉を開ける メイド長は主人公が隠し扉を知っていることに驚く 主人公は「僕よりもっと隠し扉を知ったらまずい人たちが来ているんじゃないですか」と言う メイド長がキッチンの入り口を振り返る

キッチンに武装した警察組織が踏み込むより早く床にある隠し扉に飛び込む 頭上で軽い炸裂音 使用人が渡した装備を使ったと思われる 主人公はとにかく走り続けて地下道を抜けた 地方都市みたいな場所に出る 被差別種族だけがたくさん住んでいるようだ 主人公の肩が人とぶつかっても対等に扱われる

遠くで屋敷を破壊する爆発音が聞こえたような錯覚を主人公は得る 主人公はなにかに追われている気配を感じて道の端に隠れあてもなく逃げるようにして姿を消す

という夢でした 面白かったです

ノーマルエンドという感じ 多分機関や警察は隠し扉の存在を知るし被差別種族だけの理想郷的な場所は破壊されそうだし主人公はどこかでのたれ死んでそう

情報開示にことごとく失敗しててスパイとはなんだという感じですが案外主人公の嘘のとおりなのかもしれないです 資産は隠し扉の先の世界とかそんな感じで