どうやらデスゲームみたいな感じだった

 今日見た夢は長かった 複数の普通の人らしき人たちが参加しているもので、どうやらデスゲームみたいな感じだった 基本的に魔法を使うやつだった 正確には魔法を使う必要は無いのだけど、最も楽な手段が魔法だった 一般人が魔物みたいな奴相手に素手で勝つことはできないからだ 何人か食われてた


 魔法がいくつかあった アイテムが敵からドロップしたり床に落ちていたりしたのだが、それが魔法の発動体らしかった 例えば鎧兜にもんじゃ焼き焼く小さな返しが刺さったみたいな物 それを装備している間は日光が致命的なダメージになる 基本的に暴れる奴や勝手な奴を制御する為に使われた

 それから視点になっている奴がこっそり取得していた黒い目玉のようなアイテム 効果は分からない 明らかにオーラを放っていたのでパッシブか呪い系かフラグかのどれかだと思われた あとは火の玉を飛ばすとか盾を作るとかオーソドックスなやつだった ソウルサクリファイスの影響をよく感じられた

 参加しているというより、させられている感が強かったが、参加している人たちは頭のおかしい奴以外「この状況はゲームである」「死ぬと死ぬ」「落ちているアイテムは魔法発動に繋がる」という知識を持ち合わせているらしかった 見た限り全員黒髪だった 何人かのパーティで行動している奴が多かった

 魔法の発動体については思い出したら書く 自分の周囲に雨を降らせる道具もあった パッシブではない 道具の形は手に収まるほど小さな枯れ木 それを使うと念じれば雨が降った 先ほどの日光が致命的なダメージになる鎧兜を装備させられて逃げてきたらしいパンツ一丁の男がくれないかと懇願していた

 先ほどの鎧兜はもんじゃ返しと鎧兜がセットになっていて、鎧兜だけではただの防具だった 鎧兜ももんじゃ返しも自分一人では外せないようにいなっているらしかった ぱっと見外せるのだが、呪いの装備品のように外せない 製作者がいるとすればものすごい悪意か何かの攻略に繋がるアイテムだと思われた

 視点になっている奴は高校生くらいの男性 ゲーマーなのか何なのか、パターンで行動していることが多かった ゲーム的思考で敵の動きを把握したりアイテムの配置を推測したりなどしていた 男子高校生とパーティを組んでいたのは成人男性眼鏡と女子高校生だった 他にもいたが忘れた

 魔物を殺すなどしている間にどこかの火山が噴火したようなムービーが出て近くにいた奴は土砂に巻き込まれたり溶岩で溶けたりした 幸い遠くにいた視点の奴らなどは噴火のようなものの後に空が黒くなっていくのを見た それまでは曇天だったのだが、雲や火山灰ではない謎の黒で空が覆われていった

 その黒がなぜ雲ではないとほぼ全員が判断したかというと、根を張るように枝分かれしながら黒くなっていったからだ その時極少数の人間は眩い青空を確認したようだ その青空は同じ方向を向いていたにもかかわらず何人かしか見えなかったので何かのフラグだと思われた 視点の男子高校生も青空を見た

 空が黒くなった後のフィールドしかわからない 全体は荒地のようになっており入り口の潰れた廃墟が乱立していた 単純な瓦礫の山も多かった 色が無く、地面にはところどころ水たまりがあった 空が黒くなってからしばらくは魔物が出なかった 人がそこら中に歩いていて、同じくそこら中で乱闘が起きた

 いろいろあったが、男子高校生が黒い目玉のようなものを他の人に気づかれないように拾った時、空の一角が突然宇宙のようになっているのを見た 黒い目玉を中心として発生した無機物的な黒い物が惑星を覆って攻撃しているような感じだった 男子高校生は小さな黒い目玉は重要なアイテムだと判断していた

 惑星から光が出ており、それを浴びた鎧兜装備者は悶え苦しんでいた 当然至るところから断末魔が上がっていた 先ほど雨を降らす枯れ木をくれと懇願して歩いていた男はものすごい形相で全身焼けただれた状態で死んでいるのが見つかった そんな感じだった