パニックホラー映画みたいな感じの怖い夢

 低いもののある程度の知性を持った地球外生命体が人間の脳を食って繁殖していく 一人称視点は生き残ろうとする人間 みたいな感じでした
 全体的に一人称視点で場面や状況によって第三者視点などがありました 第三者視点が最も私の意識に近い立ち位置だったようです


 今回の夢はほぼ実写だった 周囲の機械や防護スーツの感じ的にはパシフィックリム デザインの基礎はデッドスペース 寄生体の男性型は映画アイアムレジェンドの人外の色をそのままに皮を剥いた、女性型はFEARのアルマ成人形態、三葉虫メトロイド亜種といった感じだった

 一回目は青年でした 20代くらい 男性 短い黒髪 黒い目 従軍経験があるのかなんなのか決断力身体能力諸々に加えて戦闘能力も高かった 食事場の2階で生活をしている 食事場は30代間近の痩せた女性が切り盛りしている 青年は2階の一室を借りている
 青年は他にも知り合いがいる 付きまとってくる少女 悪友な同年代の青年
 青年はある夜なんとなく嫌な予感がして外へ出歩く 人間が寄生されている現場を目撃する 頭部を破壊すると動かなくなった 物陰に隠す そこで死体を警戒しながら携帯端末で誰かへ連絡を取る あくまで冷静に報告をしていた 連絡が終わったのかしばらくして2人ほど軍服の人が来る 場面が変わる
 寄生する奴は大体3パターン見ました まず成人男性程度の人型、筋肉だけにしたような筋状のもので構成されている、知性低?、物理的に頭にかじりつきそこから何かの液体を注入する かじりついた時点で寄生完了、力が強く車のフロントガラス程度なら簡単に突き破る、比較的数が多い
 次にバンシーのような奴 成人女性のような人型、全体的に半透明で風景が透ける、目と口が真っ黒でたまに叫ぶ、空を飛ぶ、四肢は完全に透けて霧のようになっている、物体を透過して襲ってくる、頭にそのまま入り込んだようになって寄生する、寄生体の頭部を破壊すると少なくとも一時的には消滅する
 最後に三葉虫メトロイドを足したような奴、頭部に張り付き目から上を覆う、鼻から触覚のようなものを入れて骨やら皮膚やらを突き破り脳を吸い出す、単独では脅威にならないが天井から降ってきたり小さかったりなどの理由で発見が困難であり取り付かれるとなかなかはがれない、卵を産んで増える
 話によると寄生体は地球外生命体で母星から他の生命体が居る惑星へ子を移住させて繁殖していく侵略型ということだった 母体以外は他の生命体に取り付いて繁殖するらしい 母星に居る母体を叩けば援軍などを防げるだろうとの判断で母星へ侵入後母体を破壊する計画だそうだ 青年は命令に従い参加する
 いつも付きまとってくる悪友と少女が居ないことを不思議に思いながら青年は自室へ戻る 食事場では女性がケチャップがかかったフライドポテトをたくさん用意していた 誕生日だからと青年の好物を用意していたのだが青年は自身の誕生日を忘れていたので邪魔をしては悪いと静かに自室へ戻りそのまま寝た
 青年は翌日の早朝食事場を出た 椅子で寝ている女性に毛布をかけてフライドポテトをつまみ食いした 宇宙船に乗って母星へ行くらしい 青年と他に数十人が乗り込んだ しかし宇宙船の貨物室に寄生体が潜んでいたために地獄絵図となる 青年と上官は敵を撃退していった 青年は少女と悪友を見つける
 自分たちに何も言わずに行ってしまうとは何事だと青年の後を付けて宇宙船に乗りこんだらしい 悪友は既に寄生されており殺すしかない状態 青年が躊躇っていると上官が悪友の頭部を吹き飛ばした 悲しんだ青年が何らかの言葉を悪友の死体にかけていると少女の頭に三葉虫めいた寄生虫が取り付いた
 取り付いた三葉虫は引きはがそうとする少女や青年、上官を意に介さず、少女の鼻から脳へ侵入、脳を食い破りずるずると吸い込んだ その間少女は立ったまま痙攣しおよそ人間の物とは思えない警告音のような声を発し続けていた 脳を吸い込んだ三葉虫は少女の歯を抜きとって食べた
 最終的に木の板をへし折るような音を立てながら少女の頭部を食べ、肥大化した三葉虫は緑色に発光しながら少女の頭になり変わった 少女はまだ痙攣の名残を残しつつ大きくのけ反った 後頭部の緑色の被膜が裂け、20cm程度の白いグミ状の物を複数排出した 中で赤と緑が点滅しているので卵だろう
 卵らしい物はすぐに内側から破れて三葉虫の幼体が出てきた 青年は強いショックを受けたのか茫然自失のようになり、上官の叫びにも襲ってくる少女と三葉虫の幼体にも反応しなかったようだ 足に三葉虫の卵が触れた気がして一度目が覚めた すぐにまた寝て二回目の夢を見る
 ところでその宇宙船はなかなかクレイジーで、2人の頭部をレーザーが通過するように配置すると肉体の損傷が回復する機械があった ただし肉体的に弱い方が強い方に吸収される 強い方は人外的に身体能力が向上する 弱い方は道具を残して消える
 また、三葉虫に取り付かれた少女は金髪ボブカット碧眼で透き通るような肌の美少女でした 三葉虫許すまじ


 次に見た夢は同じ世界観と状況で、一人称が少女でした 先ほどのひっついてきた金髪少女ではなく、長い黒髪 黒目 15歳程度 運動をしているのか走るのは速い という少女でした 少女は走って逃げていました 少女が居た施設は既に寄生体が多数攻めてきており、隠れる事は得策ではありませんでした
 家族を捜しているのだと言う黒髪ツインテールの少女と会い、別れました 少女の力では人間の頭部を破壊することはできないし武器と言える武器は持っていませんでした 少女は何度も寄生されている様子を目撃しながら施設から逃げ出しました 外は夜で月も星も見えずまともな明かりは街灯でした
 外は車が暴走しており、何度となく轢かれそうになりながらなんとか駐車場を抜けようとしたところ、先ほどのツインテールに会いました 黒いボックスの車に家族と一緒に乗っていたようでした 少女はツインテールが家族と会えた事に安堵しました ツインテールが少女も車に乗るように言ってきます
 即座に断って走りだそうとした少女はツインテールが乗る車の奥に女性型の寄生体を発見しました それまでの経験から女性型は物体透過してくるということがわかっていたので警告を発しようとしました するとツインテールの乗る車のフロントガラスに男性型が突っ込んできました
 男性型寄生体はフロントガラスを突き破り運転席にいた男性の頭部に齧りつきました 後部座席にいた女性が寄生体を突き飛ばしたのですが男性は痙攣していました 少女は頭部を破壊するようにと叫びました 特にそういった場面を見たわけではなかったのですが頭部を破壊すれば大丈夫な気がしたのです
 女性は男性の顔とツインテールの顔を一瞬見比べ、男性の頭部へ石を振りおろしました しかし頭部への破壊は十分ではなく、破損した後頭部から大量の液体を流しながら男性は立ちあがりました 血まみれの男性はこちらを向いて指差し「貴様よくも俺を殺したな。よくも妻にこんな事をさせたな。許さんぞ」
 と叫んできました 男性は残った手から女性へ襲いかかりました 女性はひたすら目の前の男性に謝っており、ツインテールはパパママなどと泣きながら悲鳴をあげていました 少女は自分は何をしでかしてしまったのかと思いました そこで右側からの衝撃で少女の肉体が吹き飛び目が覚めました
 見た感じでは狩猟本能以外のまともな知性が無く、脳を摂取することで知性と脳の記憶を取得するという感じでした 男性型と女性型は主に敵対生命を殲滅しつつ繁殖、三葉虫は繁殖メインっぽかったです