クローンを料理して食べる

 そういえばこの間自身のクローンを育てる女性の夢を見ました
 育てる用のクローンと食用のクローンがいるようでした クローンを切ったりすりつぶしたりして料理に使いそれで生活していました 外はずっと夜で雪原のど真ん中に家があるらしかったです 育てる用クローンを自分の跡継ぎにするようでした
 今回は育てる用のクローンの一人称暮らす感じでした 細筆で描いたような線画調でセピア色ばかりでした 輪郭線は黒でした 食用クローンは基本裸で補完されていました そろそろ頃合いだということで料理を手伝うことになりました 自分やクローン素体である母によく似た奴を料理しました
 自分と言っても一人称視点での自分であるので育てる用クローンの認識です また私の外見とは全く似ていません 料理にするものは既に血抜きなどの処理をされていたものを捌いていき調理するといった感じでした 大体肉 体液の類は別に補完しておいて浄水器などで水分抽出し飲料水にするそうです
 骨や体毛は乾燥させて燃料にするそうです お前そのクローン作るための材料をそのまま食料にしろや という感じですが燃料は白くてどろどろしたラードみたいなものだったので食料にするにはきついものがありました 普段の食事がおいしかったという記憶があるのでクローン化した方がおいしいのでしょう
 クローンも素体も小屋の外には一切出ませんでした 何らかの役目があるのかはわかりません 素体がそのようなことを言っていた気もします おそらく素体と思われる奴もクローンなのでしょう 代々家を維持して何をしているのか
 一度食用クローンが保管されている部屋の外に出てしまったので少し見かけました 自分や素体にそっくりでした 基本は成人しているようでしたが年齢は不揃い 幼女から熟女までといった様子で必要な各部位が肥大化しているなど品種改良がなされているようでした 自分や素体は人間の形をしていました